【なろうコミック備忘録】 #021『史上最強の大魔王、 村人Ａに転生する』【なろう系マンガレビュー】

アニメでこの作品を見たのですが、どこが「大魔王」なのかわかりませんでした。大魔王って一般的には人間と敵対する種族の王じゃないのかな？　そんな描写が一切ありませんでした。　勇者が転生でも賢者が転生でも良かったのではと。

10年代の学園無双物のライトノベルをなろうテイストを足して更に劣化させた作品。友達を作るために転生するという意味不明っぷりと、友達作りといいつつ実際に仲良くなるのは女の子ばかりという矛盾、村人Aと言いつつ両親は大英雄で全く村人Aではないという突っ込みをスルーできれば一応読める。強いて言えば、サブヒロインのサキュバスちゃんは割と好きだけど、T○LOVEるのモモにしか見えない…。

アニメ化してありふれでハジメを演じていた深町さんが主演だったから視聴していたけど正直微妙だったな😨

この作品、ビッグガンガンで連載開始からずっと読んでいました。
ビッグガンガンは薬屋とか結婚指輪物語とか連載していたので前から読んでいました。
なろう大好きだったので当初は楽しみながら読んでいましたが、
アニメ終了と共に漫画も小説も打ち切りになりまして、
世間の評価も大体同じで、連載追い続けた自分の見る目がなかったのか途中で完結されると
今迄頑張って読んでいた時間を返せとは言わないがモヤッとした気分が残ってしまった。

両手に花は女性からは嫌われるけど、そういうの一番好きなのが女性の本能なんだよね

冒頭で「敗北を知りたい」とかいきってますが、友達ができずに孤独な怪物へと堕ちて死ぬのは嫌だからと未来へ転生にするのは十分すぎるほどの敗北じゃありませんかね……？