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余命1か月と告げられたら、何を目的に生きるか【仏教の教え】

by MOEPP



朝日新聞に、ある46歳の千葉県のA氏の記事が掲載され、その見出しが「治らない人のための情報がない」とあり、心に残ったので紹介します。
A氏は腎臓癌になり、発覚した時点ですでにリンパまで転移しているステージ4状態で、余命一年と医師より宣告されました。
ポジティブで明るい性格のA氏は、フェイスブックに「えー、みなさまにご報告です。腎臓癌になってしまいました。それもステージ4!かなり分の悪い戦いとなりそうですが、最高にチャレンジングな夏になりそうです。秋には、みなさんと美味しいお酒が酌み交わせるように頑張ってみますね~!」と宣言し、それから治る方法を求めてインターネットであらゆる情報を調べました。
ネット上には「これで奇跡的にステージ4の癌が治った」との力強い情報がたくさんあり、その中でも信頼に足るものを徹底的に取り組んだものの、A氏の体調が改善することはなく病状は進行していき、ついに今年の8月、肝臓まで転移してしまい、医師から余命一ヶ月と宣告されました。
「やせ我慢は終わり、奇跡はない」と、治らないことを覚悟したA氏は、今までの「治る方法」を探し回る日々を止め、「治らない人が残された日々をどう向き合って生きていけばいいのか」の情報を調べたのです。
「治らない人が安心し、満たされた心境になるには」
インターネットで徹底して調べたものの、その情報が全くない。
がんを克服した人の話はあんなにたくさんあり、それぞれ説得力ある内容だったのに、死を覚悟した人が必要とする情報が全然ないことに驚き、その事実を新聞社の取材で「ここが伝えたいポイント」と新聞記者に力説しました。
この取材から数日後にA氏は亡くなりました。

A氏が心の底から知りたかったのは、「必ず死んでいく自分が、闘病生活で心身共につらい中、生き続けていくのは何のためか」「こんな自分に“生きてきてよかった”といえる心の安心、満足はあるのか」ということだったに違いないのですが、その答えがどこにもない、とご本人は言われている、ということは「必ず死ぬのに、どんなに苦しくても、なぜ生きる」の答えがないということです。

この「なぜ生きる」をはっきりと明示されたのが、800年前、日本の京都に生れられた親鸞聖人という方でした。
親鸞聖人90年のメッセージはただ一つ「なぜ生きる」の答えがあるということでした。
必ず死ぬ人間が生きている時に果たさなければならないかけがえのない人生の目的とは何か。
その目的を果たしたならば、人間に生れてきてよかった、生きてきてよかった、という喜びが起きる、それはいったい何か、徹底して明らかにされ、「その身になるまではどんなに苦しくても生き抜きなさいよ」と教えられたのが親鸞聖人でした。

私が浄土真宗の布教使に人生をかけているのも、親鸞聖人がこのこと一つ、明らかにされた方であることをお伝えしたいと思っているからです。
A氏のように「治らない自分が生きる意味は」知りたい方が今もどれだけおられるかわかりません。
そんな方に親鸞聖人がどのようにその答えを教えられたか、お話しできればと念願しています。

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はじめに

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自己紹介
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プロフィール


(自己紹介)
1988年早稲田大学を中退し、仏教講師の道を目指す。
浄土真宗親鸞会で仏教講師の資格を取得、全国各地で公開講座を始める。
2010年からメールマガジンをはじめ、読者12000人の仏教最大級のメルマガ執筆
2014年からは全国をつなぐオンライン講座の動画レクチャーでも活動中。
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17 comments

仏教に学ぶ幸福論 by 菊谷隆太 2023.01.20 - 7:44 am

仏教に説かれている本当の幸福とはどんなものか、20日間の無料メール講座で話しをしています。

https://peraichi.com/landing_pages/view/reiwamail

片上泰助 2023.01.20 - 8:24 am

私の場合、イラク戦争から世界の紛争ごとに関係しており、私が知らずアイディアを出していなかったために、ある意味、地獄に落ちた人たちがいたら、その人が天国へ行くまで、一緒に苦行を受けるしかない考えで、私の場合、余命1ヶ月と聞けば、私にもその時が来たかと思うでしょう。今回もお話しありがとうございます。

中野幸喜 2023.01.20 - 8:34 am

一週間というとあっという間ですが、私の人生にあと何回一週間があるかと考えると、急に現実的な話に聞こえてきました。
後悔のないよう1日1日を大切に行きます!

ロークンKSC48 2023.01.20 - 8:59 am

ありがとうございました。🙏🙇
(菊谷隆太先生動画視聴メモ)
★余命1か月と告げられたら、何を目的に生きるか
1.パスカルの言葉(あと1週間の命ですべきことは?)
2.後生の一大事(死んだら私はどうなるのか?)明日ありと思う心の仇桜、夜半に嵐の吹かぬものかは
3.親鸞聖人の答え(小舟から弥陀の大船に乗り換えること、摂取不捨の利益)一念の救い、往生一定

川井ヒカル 2023.01.20 - 9:51 am

後生の一大事の解を今既に、今すぐに分かったと言えば完全に嘘になります。後生の一大事の大事さに気付いたばかりと言う状態かと思います。今生の最期までに何としても解を見つけたいと思います。

瑞紀 西川 2023.01.20 - 9:58 am

こんばんは。🌼🤱🌼🤱今日もステキな解説を、ありがとうございます。🌸🤱🍒🤱

川嶋順子 2023.01.20 - 11:00 am

愛するものへの感謝しかないです。

山﨑邦彦 2023.01.20 - 11:30 am

あと1週間という余命宣告を受けた時、皆さんはどう過ごされるますかという問いかけを
された時、「何を目的に生きるか」の答えにはなりませんが、私が大切に持っている古い
録音テープがあります。そこには長岡輝子さんがパイプオルガンの音色をバックに朗読さ
れている『最上のわざ』という詩があります。これはキリスト教徒に向けた詩ではありま
すが、老いの道を歩む私に、人生の終わり旅の心の持ち方の指針を与えてくれる気がして
います。もしよかったら、『最上のわざ』の詩を聞いてみてください。

津川恭子 2023.01.20 - 11:50 am

一週間で楽しみを極めたとしても、死ぬとなれば悲しくなりますね。後生の一大事や大非の願船を知るということは、私たちの指針となります。お話、ありがとうございます。。

齋藤雅晴 2023.01.20 - 12:26 pm

大悲の願船に乗れることがなぜ絶対の幸福なのですか?何度聞いても理解できません!極楽浄土は死んだ後の世界ですよね?生きてること以外の幸せってなんですか?死んで幸せってどういうことですか?

T~まちゃひこ 2023.01.20 - 12:28 pm

自分が、死んだら何処に行くのかより、お父さんお母さんが何処に行かれたかの方が不安ですよね。

mikuta shouzan 2023.01.20 - 1:03 pm

仏教では死ぬ事しか考えていないから、余命を告げられても告げられなくても同じです、何をしても心は晴れません、全く救いがありません。

桑田諦命 2023.01.20 - 1:26 pm

この世での目的を持つことは無いでしょう。
あの世で救われることを願うのではないでしょうか。
阿弥陀仏に救われることでしょうね。

K. T. 2023.01.20 - 1:28 pm

あとどれくらい生きられるか。
人生高々100年程度しかないのですから、程度の違いでしかありません。
1週間が100日になっても、100日が100年になっても、結局は程度の違いだけで本質は同じです。
結局の所、次の生まれが待っているだけです。 そうやって生まれてきた。 それがまたおこるだけのこと。 それを延々と繰り返す。

結果が見えている以上、そこに向けて何を準備するかの問題でしかないとの理解です。
もちろん、「物質的な何か」を来世に持っていくことはできません。
そう考えると「次はどこに行くのか」が最大の一大事なのでしょう。

仏陀は「苦と苦の滅尽」についてしか説いていない。 そうご本人が仰られていました。
すなわち、輪廻を生きるとは苦であると。 輪廻から脱することが苦の滅尽であると。

なんとか輪廻から脱してみたいものです。

awesome 2023.01.20 - 1:56 pm

死を前にしては金も無駄、友達も無駄

毎日手を合わせて「ワイは大船に載っとるんや!ヤッホー」と喜んでいれば幸せってことですね。
阿弥陀様〜、親鸞様〜❤️、菊谷様〜

確かにこの方法しか常に幸せになれる考え方は無いですね。究極の哲学ですね。
小生は、まだ未熟で煩悩が邪魔をするので毎日大喜びはできませんが、、、

獣神 おばけch 2023.01.20 - 2:14 pm

聴聞することが楽しくなっていることが凄いと思います。無量光明土に行ったときを
楽しみに過ごしています。良い行いも心がけますが悪いことは何があってもしない!となりますね。

Hiroshi Factory 2023.01.20 - 3:05 pm

得もあれば損もある 終わって 独りになって また独りから始める この繰り返しが人生であると思っています これで人生の重荷から解放され何もなかった最初に戻れる こう思えることもあります 今現在から卒業して何もないところでもう一度非力無力から始められる 友達一人もいなかったところから今までの罪も汚れも落とされ無能に始められる 古びた過去と別れる 欲に沈むのが“闇” 出直せられる“光” これは“救い”です ありがとうございました

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