【感想】しょうもない連中だったわ【ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで】【レビュー】

アシント戦、小説で読んだ時はもっと緊張感があった。

特に、何かの射程距離内に引き込もうとしていると指摘された場面では、本気で作戦を見破られたのかと思ってしまった。

自らの情報をべらべらと喋るシーンでも、それも作戦の一つなんだろうなって思うくらいの信頼感があった。

実際、別動隊を後ろに回すため注意を引くという目的があったわけだし、ボロが出にくいように真実を多めに話し油断を誘うというのも理にかなってる。
嘘を聴き分ける能力が存在する世界だと尚更。

少しでもトーカの詰めが甘かったら、やられてた。

枝が意図的に折られたなんて普通なら気づかないこと（画面の前という安全圏で静観してる我々なら気を向ける余裕があるけど、現地にいると意外と気づかない）に気づく程には頭が回るムアジに対し、敵の頭が回るのを想定した上でブラフをかけるトーカに脱帽するエピソードだったのに…

こんな風に評価されちゃうの悲しい。

あと、ちょっとした強者達はシビトと比べれば雑魚と言えど、状態異常の最大射程である20m先から、スキル名を言い切る前に即死させてくるような奴らだというのを忘れないでね。