【ガールズバンドクライ】アニメを見た感想をガチで話します。※絶対にファンの方は見ないでください。「Charme Ché-ri」

皆さんの感想を一番聞きたかった！有り難うございます‼️

ちょうど真ん中でバンドの活動派と心情派で別れてるのが見てておもろい！
花びらとか開放弦とかの演出面やけど、アニメは全ての画を人が一から作ってるので、そのくらい意味があると思っても大丈夫やし、そう見た方が面白いかもしれないですよ！！

賛否分かれて当たり前の作品だし、それ自体もこの作品でも描きたかったことだと思っています。あとファンはこのめんどくさい仁菜も含めて好きなんだと思います（もちろん私も）逆に言うと中盤まで見ても仁菜がダメな人は見れないだろうなと言うのも理解できます。
脚本の人もぼっちちゃんは今の世代にウケるだろうけど、仁菜は視聴者に受け入れられないんじゃないかとも言っていましたしね。そういう意味では貴重なレビューだと思います。自分はアニメに関してはガルクラ→ぼざろ→MyGO!!!!の順に視聴したのでどれを先に見てるかで感じる印象も変わるかもとも思いました。
元々バンドマンやっていた方が言っていた感想で「俺達は仁菜に会えなかった桃香さんだから」っていうのも聞きましたし、これからバンド始めるぞって人より元々やってたけど諦めちゃったり挫折した人に刺さる作品かもしれません。

動画で話されていた流石に深読みしすぎでしょって思ってたことも実際は狙って描かれていたりするので、かなり作り込まれた作品というのは確かです。
曲だけでもOP雑踏僕らの街、13話の運命の華、EDの誰にもなれない私だからは英題がそれぞれ繋がってWrong World I'm Here I'm Nobody （間違った世界だけど、私はここで生きていくし、私は私であって誰でもない）って繋がったり。運命の華と雑踏僕らの街の曲の進行がまったく同じなので売れなかった曲から進化する流れだったり（雑踏の映像が武道館なので未来の曲という想定）

他作品と違って原作が無い、かつ２期も見込まない前提で作らなきゃいけないなどハードルがかなり高かったようですね。
仁菜が急に演奏上達し過ぎじゃないか？って話もありましたが実際にはアニメ内では結構な時間（1年近く）が経っており、その間ずっと作品内で見たような練習を続けてきたということだと思います。ただ尺が無さすぎて描けなかったなんだろうなというのは感じました。
演技に関しては逆に演技にこなれていると出せない感情表現の感じが逆に好きというのはあります（8話の演技とかは本当に泣いてしまって何回も収録を中断したとか）それを抜きにしても仁菜（理名）と桃香（夕莉）さんは最初からうますぎではと思いましたけど。
「今の世代のバンド感じゃなくて平成だよね」というのも正解で、今のバンド作品の方が実はアイドル物とか学園物に近い作りになっていて、でも同じように作っちゃうとラブライブ！になっちゃう（脚本家の過去作品）し、昔のバンド作品（BECK等）は結構ぶつかり合うし、今の時代にそういうのを作ったら面白そうってのがあったみたいですね。それとガールズバンド作品が学園モノしかないから学祭だったり卒業でキレイに終わるけど実際の人生はその先もあるし、必ずしもうまくも行かないというのも描きたかったとも。

自分はこの作品は13話かけて作ったトゲナシトゲアリとしての第1話というか序章だと思っています。実際に演じてた方々のバンド活動もこれから続きますしね。EDアニメは13話後のエピローグ、13話後にモヤモヤしていた所にダイダスの全国ツアーの告知ポスターを見て自分たちも対抗してゲリラツアーするぞ！の流れ（キャラ原案の方より）

チラッと話に出ていた今後放送予定のAve MujicaはバンドリIt'sMyGO!!!!の続編となっています。
MyGO!!!!自体はバンドリシリーズを履修しなくて単体で見れる作品になっていますがAve Mujicaは続編なだけあってMyGO!!!!を履修してからの方が見やすいとは思います。
MyGO!!!!もガルクラのような鬱屈した衝突しがちな話で、親和性の高いガルクラとは対バン予定だったりすでにゲーム側でコラボだったりしています。
詳細は言いませんがMyGO!!!!は１つの重い感情を引っ張るような作りなのに対して、ガルクラで起こる衝突は１話完結型でその話で起きた問題はその話で完結させる（仁菜と桃香の話以外）のでそういう所は作り方と見やすさの違いは感じました。