【2023年12月17日 主日礼拝のご案内】
第1礼拝 10:00-10:40、第2礼拝 11:10-11:50
説教:蒔田 望 師
第1礼拝 司会:小林 哲之 兄、奏楽:中島みふみ姉
第2礼拝 司会:細川 涼子 姉、奏楽:片山えり子姉
■式次第
招 詞 マタイの福音書1章23節 (聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会)
「…その名はインマヌエルと呼ばれる。」
それは、訳すと「神が私たちとともにおられる」という意味である。
賛 美 (第1礼拝)讃美歌98番「あめにはさかえ」「慕い求めます」
(第2礼拝) 讃美歌94番「ひさしくまちにし」
祈 祷
主の祈り
聖書朗読 マタイの福音書2章7-8節
賛 美 (聖歌隊による合唱 第2礼拝のみ)
説 教 悪事はコソコソと
賛 美 讃美歌112番「もろびとこぞりて」
感 謝
頌 栄 (第1礼拝) ワン・ボイス17番「主に栄光あれ」
(第2礼拝) 讃美歌540番
祝 祷
アーメン唱
■アウトライン
1. ヘロデによる虐殺
ヘロデは博士たちを「密かに」呼んだとあります。理由は、博士たちから、星が現れた時期について詳しく聞くためです。つまり、その子が生まれた時期はいつ頃なのかと彼は計算したかったのです。その後、博士たちが報告に戻らないことに気づいたヘロデは、聞き出した情報をもとに、ベツレヘムとその周辺の2歳以下の男の子を皆殺しにさせました。ヘロデの悪事はコソコソとではありません。とんでもない命令が現実に実行されたのです。
2. 暗闇の中を生きる救い主
救い主は歓迎されず、命が狙われ、どうにか逃げ延びる。しかし、幼い子供たちは犠牲になってしまいました。罪に満ちた世界の現実です。イエスが生まれるのは、この暗闇の中なのです。幼いイエスは夜のうちに出発をし、何とか助け出されますが、エジプトという馴染みのない外国での難民生活が待っています。幼児は虐殺されます。もっと平和な時代に生まれてきてほしかったと親は思うかもしれません。しかし、この暗闇の中に、救い主は生まれ、暗闇の中を生きるのです。
3. エレミヤの預言がどう重なるか
預言者の語られたことが成就するというのは、前から子供が殺されると定められていたというよりも、過去の悲惨な記憶と共に、復興してきた国の歩みを思い起こさせるものでした。痛み、悲しみの中に生まれてきた、救い主イエス様。この世界は今も、トラブル、緊張、暴力、恐怖に満ちています。そうだとしても、どれだけ悲惨な現実でも、イエスは私たちと共にいてくださる。あなたと一緒にいると言われるのがイエス・キリスト。私たちの救い主。暗闇を照らす真の光です。
■小グループで分かち合うヒント
・「悪事はコソコソと」という言葉から、どんな記憶が思い出されるでしょうか。
・暗闇の記憶の中、神はいないと嘆く記憶の中に、イエスを見つけることができるでしょうか。