『同時視聴』推しの子 2期 第23話最終回 アニメリアクション Oshi no Ko Season 2 Episode 23 Anime Reaction

まだ最終回じゃないよ。
ルビーの目の光が消えて、３期があるとすればブラックなルビーが始まります。

他の方も言ってますがまだあと1話有ります。
仮にあかねが気付いたとしてもせいぜいルビーの好きな人とアクアの知り合いの医者が同一人物だという所までですね。さすがに例えばゴローイコールアクアなんて事に気付くことは有り得ないです。転生なんてアクア自身も実体験するまで信じてなかったようなので。これが異世界なら、俺は別の世界にいたんだけど死んでこっちの世界に生まれ変わった、とか言われても、そうなのかで済みそうですが現代日本で自分は転生者だなんて言い出したら頭おかしいと思われておしまいですから。あかねがいくら勘が鋭くても頭の良さが逆に足かせになって常識の範囲内の事しか分からないでしょうから。転生者だと言われてすぐに納得しちゃうのは頭の中がちょっとずれてる人とか厨二病の人位でしょう。
少女は興味深いことを言ってましたね。母親を得られなかった二人と魂の無い子を産んだ母親を導いた、と。つまりゴローとさりなの魂が入ってこなかったらアイが産んだ双子は死産だったという事で、ゴローとさりなが死んだおかげでアイは健康な双子の赤ちゃんを産んだという事になります。ゴローは生まれた時から母親がいなかった、さりなは母親に自分の最期を看取ってもらえなかった。二人とも母親の愛に飢えていました。そしてアイも日ごろから母親から虐待を受けていました。その母親が窃盗で逮捕されたことで施設に入ることになったけど、その母親は釈放されても迎えに来てくれなかったのでアイも母親の愛に飢えていたと言えます。業の深いキャラがそろいすぎてます。そういえばかなも母親から金儲けの道具のように扱われて人気が落ちてくると自分を残して母親は田舎に引っ込んでしまったんですよね。
カラスですが、古来から日本では導きの神として神聖視されており、一般人にとっても童謡で歌われているくらい身近で親しまれていた鳥でした。明治以降、西洋の価値観が入ってから不吉な鳥扱いされるようになりましたが、それでも可愛いという言葉が口に出てくるルビーのような人は今でもいる訳ですね。導きの神であるカラスがルビーをゴローの元に導いた。古来の親しまれていた鳥と現代の不吉な鳥の要素が融合された、というのがこの作品におけるカラスの立ち位置かもしれません。そういえば例の少女もカラスとともに現れるんですよね。現実のこちらの世界と違ってこの作品の世界では本当に神様がいるのかもしれません。この作品の作者の赤坂アカ先生の前作のかぐや様は告らせたいの世界は9世紀ごろに現実世界と枝分かれしたパラレルワールドで、竹取物語が史実だったかもしれないIFの世界です（といっても設定としてあるだけでオカルト要素はない恋愛漫画ですけど）。そしてかぐや様の世界の地続き、ちょっと未来の世界が推しの子の世界です。つまりロケットも無い時代に月に帰ったかぐや姫が存在した世界と同じ世界ですので神様がいても不思議ではない訳です。アクアもオカルトについて中には真実もあるだろうと言ってますし。まあ当の本人が転生を経験しているオカルト真っただ中にいるわけですのでそう考えるのも当然かもしれませんがｗ

EDの最後も変更されていて、余計にダメージを受けました……